今すぐ欲しい!紙のカレンダーみたいに壁掛けできる薄いディスプレイMagic Calendar!

紙とスマホの両方の良さが合わさったカレンダー、Magic Calendarが誕生!

「もし、紙とスマホの両方の良さが合わさったカレンダーがあったら?」という発想を形にした、新しいデバイスが誕生しました!

Magic Calendarは、Androidとつながって世界がもっと便利に楽しくなるようなアイデアを募集し形にするプロジェクト「Android Experiments OBJECT」のグランプリ作品です。

自宅には壁掛けカレンダーが必要

私はGoogleカレンダーで予定を管理しています。

ある時は自宅のPCで、ある時は会社のPCで、外出先ではスマホで予定を入れたり確認したり。

とっても便利ではあるんですが、1つだけ不便だなーと思っていたのは、自宅にいる時に、その場で家族と一緒にパッと予定を確認できないというところでした。

予定を聞かれる度に いちいちスマホを開いてアプリを立ち上げるのも面倒なものです。

だからリビングに壁掛けの大きなカレンダーを貼って手書きで予定を書き込んでいたんですが、全員の予定を書き込むのは面倒で、しかも二度手間になるのが不満でした。

面倒だからだんだん予定を書かなくなり、大事な用事があったけどいつだっけ、なんてこともしばしば。

そこに救世主が現れた!というわけです。

Magic Calendarってどんなもの?

Magic Calendar(マジックカレンダー)は、紙のカレンダーのようでありながらディスプレイでもあります。

紙のように温かみがあり、見やすく、一目で予定がわかります。

専用の Android スマホアプリをインストールして、スマホと Magic Calendar をペアリングすると、Magic Calendar の表面に予定が反映される仕組みになっています。

Magic Calendar は電気をほとんど必要としない高精細電子ペーパーの採用を想定しているため、一度の充電で3か月間使用できます。

現在のバージョンは低反射ディスプレイを使用していますが、今後、高精細電子ペーパーが利用できるようになった際に、さらに紙の質感を高めたプロダクトに近づけられるように開発を続けていくとのこと。

今はまだ試作段階で、いずれはデジタル情報自体に、手触りや匂い、光の反射、物質的重さといった、繊細で豊かな身体的感覚を与え、デジタルとアナログが完全にひとつに溶け合ったものにしていきたいと開発チームリーダーの坪井さんは語っています。

Magic Calendarの紹介

開発チームリーダーの坪井さんです。

坪井さんの後ろの壁にMagic Calendarがあり、話をしている後ろで表示が変わっていきます。

Android スマホアプリと Magic Calendar が連携しています。

お母さんが外出先でこどもアート展のポスターを見かけました。

スマホを取り出してカレンダーのアプリを起動します。

スマホにこどもアート展の予定を入れました。

おうちでは、こどもがお母さんの帰りを待っています。

壁にはMagic Calendarがかかっています。

今日は3月6日のようですね。赤い丸で今日の日付がわかります。

18日の予定に、「こどもアート展」という文字がふわりと現れました。

お母さんが帰ってきて、18日にこどもアート展に行こうと誘います。

こどもは嬉しそうに「行く!」と言います。

お父さんがMagic Calendarをのぞき込んで何かを確認しています。

まるでメモが貼られたようにリマインダーが表示されています。

To Do リストとも言いますね。これでやらなければいけないことを確認できます。

紙がはがれて落ちる、なんて心配もありません。

こどもの時間割にもなります。

今日の時間割を見て、忘れ物がないか確認中。

Magic Calendarは、好きな表示方法を選ぶことができます。

週予定表になったり

一日のタイムテーブルになったり

レシピ帳になったり

世界の情報を見ることができたり

来客の時はおしゃれなポスターになったり。

アナログとデジタルの中間でありながら最先端。

両方のいいところを1つにした、素晴らしいアイディアだと思います。

いつ自分の手元に届くのか、今から楽しみです!

待ってます!